執着とニーズと

先日、ヴィパッサナー瞑想のコースに入った際に困ったことが起きた。
6人同室なのだが、「いびき」の音が思った以上に大きく、目が覚めてしまう。
何日かはしのげたのだけれども、コース終了の3日前に「大音量」のいびきが聞こえて来る。。。

瞑想の教えの中に「無常」がある。永遠に続くわけではないこの事態。それを思ってみる。少し落ち着く。
んが、いびきの音は全く止む気配なし。これまでの人生の中で聴いた最大音量にして最長の持続性。
はじめは「はぁ~、どうにかならんかね」と思っていたが、だんだんと「この人大丈夫かいな?呼吸のリズムも乱れまくりだし、途中で息が詰まって止まりそうだし、本人も深い眠りになってないだろうなぁ」と。
不思議と慈悲のこころが出てくる。以前なら腹が立っていただろう状況にて、意外と冷静。

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浄化について

IIT@マウイで興味深かったトピックのひとつが「トラウマ」だった。
世代を越えて継承されるトラウマ。
無意識下にしまわれている「聖なる誓い sacred vow」。
こういった自分自身ではなかなか手に負えない、処理できないものを人は抱えているということが理解できた。

世代を越えてまでやってくるとなると、なかなか手強いなと思えてしまう。

一方で、潜在意識下に深く根ざしている世代を越えたトラウマの話を聞きながら、ゴエンカ師が指導するヴィパッサナー瞑想のことを思っていた。

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トラウマの処理・共感あるのみ (IIT@マウイ)

前回のIITレポートで、トラウマについて少し触れた。サラ・ペイトンの講義で頻繁に「トラウマ」「世代を越えたトラウマ」といった概念が使われていた(サラは2016年10月に来日してワークショップを実施してくれる)。

一般的な定義としてトラウマ(心的外傷)とは、外的内的な要因によって肉体的あるいは精神的に強い衝撃を受けたことで、長期に渡りそれに囚われる状態であり、否定的な影響を持つことを意味する(wikipedia を参照)。
サラの説明によれば、「脳内のシナプス(神経回路)切れてしまっている状態」とのこと。
これが自分の中の子ども、いわゆるインナー・チャイルドとも関係している。自分では認識できていなくても、身体あるいは脳の中に記憶としてしまい込まれている経験がたくさんある。

トラウマと関連してストレスが強度に掛かった時に自分を守るために「聖なる誓い(sacrid vow)」を立てることがあるという。例えば、「人間は信用ならないので、自分はひとりで生きていく」といったことを自分自身や身近な人に対して誓いとして宣言している。これが、強い信念となって当人の中に根付いてしまう。すると、人と協力する、一緒にやるということに対して無意識的にブレーキが掛かる。

トラウマや聖なる誓いがあることで、いろいろな場面の中で自分では制御できない「反応」が出て来ることも多々ある。IITの中では「トリガーされる(触発される)」といった表現もなされていた。

このトラウマやインナーチャイルド、聖なる誓いをどう扱うか?
サラの講義の中では徹底して「感情とニーズに寄り添うことで共感する」ということなのだと自分では理解した。

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(photo by Renata Mendes) 続きを読む

NVC マインドフル・コミュニケーション

3週間ほどハワイ州のマウイ島とハワイ島に行って来た。
メインの目的はマウイ島で開催されるNVC (Non-Violent Communication)の国際集中トレーニング(IIT)に参加することだった。

それなりのコストと時間を投じてわざわざハワイまで行ったからこそ、得られたものがたくさんある。

IIT@マウイでの気付きや発見を表現していきたいと思っている。

その前提として、NVCについて自分なりの理解をごく簡単に整理しておこう。

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年越しヴィパッサナー瞑想

ここ数年、通っているヴィパッサナー瞑想
15年の年末から16年の年明けにかかる10日間コースに参加。

この1年は、ほぼ毎日1時間座ることを継続してきた。
その成果なのか、身体的にはとても楽なコースだった。
そして、真冬の京都なのに、冷え込みも大したことがなく、雪も降らず、これも楽に座れた一因だったと思う。

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ヘチマと平和

今年は、ヘチマに育ってもらった。
生命力旺盛で、5株程度だったのだけども、たくさん実ってくれた。
炒め物にして食べるとかなり美味。
で、成長しきったヘチマの繊維をとってみた。

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ちょうど、台所のアクリルたわしがボロボロになっていたので、ヘチマたわしを使い始めた。なんというか、ものすごく心地よい。繊維がどんどん柔らかく馴染んでいく。そもそも、あまり油汚れした皿を洗うことがないので、僕の家ではこれで充分。大げさだけれども、皿洗いに歓びがある。 続きを読む

祝福と嘆きと

僕は「自然と暮らしと平和のがっこう beart」という屋号で活動をしている。
平和の大切なポイントは「コミュニケーション」だと思っている。
最近、集中的にNVC(非暴力コミュニケーション)を学んでいる。BePeaceプラクティスという手法も並行して学んでいる。
これまで学んできた瞑想や意識領域のことも自分の中では統合されている。

コミュニケーションの在り方、それに並行して人の在り方が変わったら、世界はもっと平和になると本気で思う。
それを体感してもらえる機会をbeartとしても提供していきたいな〜と思っていた。
そしたら、なんと講座のオファーをいただいた。そして、今日その講座を実施させていただいた。

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7G Walk で歩いて感じたこと

赤村に滞在してくれた7G Walk ご一行。
一緒に小倉まで歩かせてもらった。
嬉しいことに、前の日に交流会に参加したメンバーも「一緒に歩きたい!」と意気投合して、総勢6名+犬一匹が合流。
晴天の中、赤村から小倉まで約37キロをただただ歩いた。

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移動手段として歩くということ。多くの人がやれること。
けれども、今の社会の中では意識しないと長い距離と時間を歩くことはないと思う。
良く言われることだが、車に乗っていて見えたり感じたりしている風景と、歩きながら見えてくる、感じられる風景は全く違う。
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7 Generations Walk

3年前、奈良の天河から和歌山の新宮までのウォークに1週間程ご一緒させてもらった 7 G walk
歩いている時は相当キツかったけど、今では良い思い出&経験となっている。

尊敬するサティシュ・クマール氏は「現代社会の中で、歩くことが無くなり、良い哲学が生まれなくなった」といったようなことを発言していた。
歩くことと考えること、感じること、気付き、歓び、などなど。全てはつながっている。

今年は、広島から長崎まで平和を願い歩くという。

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