内なる傷に寄り添う〜セルフによるコンパッションのスキル〜 パーツワーク(IFS)中級講座 エグザイル編(第7期 月曜午前/第8期 火曜夜)

IFS(内的家族システム)/パーツワークの枠組みの中で、主に幼少期の経験から傷や痛みを抱えているエグザイル。そのエグザイルを守っているのがプロテクターのパーツ達です。
日常的に自分の望む質とは違った言動を引き起こすのは往々にしてプロテクター達ですが、彼/彼女達はシステムを守ろうとベストを尽くしています。
そのプロテクター達が役割から解放されるには「守っている対象のエグザイルの癒し」が必要と言われています。

誰の中にもエグザイルはいます。主に幼少期に望む質が叶わず、その傷や痛みを一人で抱え込む経験。今思うと「大したことではない」と感じるかも知れませんが、その時の当人にとっては大きなことなのです。
その傷や痛みは現在も当人の中に生きていて、プロテクター達はそれを防衛し続けています。

「エグザイルの癒し」に対してIFSの手法には明確なステップがあり「セルフからのコンパッション」が鍵となります。その枠組みを知的&体験的に理解し、参加者同士で練習し、フルセッションを通して体感していくことを意図した連続講座となります。
「セルフからのコンパッション」をスキルとして理解し、実践していくことで、「セルフが自分自身の一番の寄り添い手になる」ということが体感できるでしょう。「癒し」を外に求める必要はなくなります。「わたし」というシステムは、よりバランスと調和が取れた状態になっていきます。

このコースは、参加者全員が集まる「全体クラス」(4回)と参加同士2名によるペアワーク(2回)、ペアワークにファシリテーターのアキラがコーチ的に関わる実践クラス(3回)、フルセッション(1回)から構成されます。

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【9/16&9/17スタート】IFS中級講座 エグザイル編

内なる傷に寄り添う〜セルフによるコンパッションのスキル〜
パーツワーク(IFS)中級講座 エグザイル編(第5期:金曜午前/第6期:土曜夜)

IFS(内的家族システム)/パーツワークの枠組みの中で、主に幼少期の経験から傷や痛みを抱えているエグザイル。そのエグザイルを守っているのがプロテクターのパーツ達です。
日常的に自分の望む質とは違った言動を引き起こすのは往々にしてプロテクター達ですが、彼/彼女達はシステムを守ろうとベストを尽くしています。
そのプロテクター達が役割から解放されるには、「守っている対象のエグザイルの癒し」が必要と言われています。

誰の中にもエグザイルはいます。幼少期に望む質が叶わず、その傷や痛みを一人で抱え込む経験。今思うと「大したことではない」と感じるかも知れませんが、その時の当人にとっては大きなことなのです。


その傷や痛みは現在も当人の中に生きていて、プロテクター達はそれを防衛し続けています。
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22年5月13日スタート パーツワーク(IFS)基礎講座

日常で使えるセルフコンパッションのスキル
パーツワーク(IFS)基礎講座(金曜午前 第8期/金曜夜 第9期)

今、世界的にも注目を集めている人間の内的世界にアプローチする手法=パーツワーク。 IFS(Internal Family System:内的家族システム)の名称でも知られています。
私が学びシェアしているNVC(非暴力コミュニケーション)のコミュニティでも注目が高まっています。
パーツワークの基礎的なこと、「自分の内側で何が生じても、それを受容できる『セルフコンパッション』」をスキルとして学び、日常で活かすためのオンライン講座です。

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エグザイル(インナーチャイルド)との対話

つい先日にIFS講座の修了生とペアワークをする中で出会ったパーツとの対話
私自身は、パーツをイメージより身体感覚で捉えるため、プロセス中はほぼ目を閉じて、自分の内面を感じている状態。瞑想と同じとも言える。

自分の内的世界で繰り広げられていることを言葉にして、どこまで何が伝わるかわからないなぁ、と思いつつ共有してみる。

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近所で「ある出来事」があって、それに対して「モヤモヤする感覚」が自分の中にあった。胃/みぞおちの辺り。

そこに意識を向けると「怖い」「気持ち悪い」「悲しい」「怒り/憤り」といったいくつもの感覚と感情があることが分かる。

怒りの声を聴く
何に怒っているのか?
伝わってくるのは「人間が生きるってことはそんなもんじゃないだろう。もっと創造的であれるし、美しくあれるのに。何やってんだよ!冗談じゃねぇよ!!!」という感じ。
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IFS中級講座 参加者からの感想

IFS中級講座というものを展開しています。
対象者はIFSの基礎講座的なものを受講した経験があり、基本的なことが分かっている方です。

その講座参加者からの感想&フィードバックを一部抜粋して共有します。
IFS中級講座は22年5月にも開催予定です。

エグザイル編 受講者からの感想
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YMさん
基礎講座を受け、IFSの深さにハマり、もっと探求したくなりました。
実際に学んで、セルフの”落ち着き”の質感と、どんなパーツも”信頼”出来る質感を体験し、日常に戻っても落ち着きと自己信頼の中で平穏に過ごせるようになったと思います。
また、一過性で終わらず、共に聴き合う仲間や場を得られたのは有り難いです。
癒やしてくれるのではなく、癒やし方を教えていただけたのが人生の宝です。
====== 続きを読む

不安なパーツに向き合う 太陽熱温水器設置

日常の中でIFSの枠組みをベースに「パーツ」の声を聴いた経験

去年も導入を検討していた「太陽熱温水器」
いろいろ調べて、真空管を使った製品のクオリティが高いらしいことを把握。
しかし、3日間ぐらい曇るとお湯が使えないというのを読んで、「まぁ薪を使えば良いか」と思っていた。

1年経過してみて、風呂を沸かすのにそれなりの手間がかかる現状。
薪の確保、ほぼ毎日焚く、掛け湯を作る。。。
まぁ、慣れているので何てことはないのだけども、
確かに水道ひねればお湯が出るというのは我が家にとっては画期的だ。

思い切って今シーズン導入することに。


日本エコルの「サンヒート」

いざ、製品が届くとデカイ!!!
DIYで設置する選択をしたのだが、「あぁ、やんなきゃなぁ」と思いつつ、何だか動き出しが遅い。

自分が主催するIFSの練習会でこの件をテーマにして、自分の中にどんな声を持ったパーツがいるのかを明確にしてみた。
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パーツワーク/IFS基礎講座 参加者の感想

日常で使えるセルフコンパッションのスキル パーツワーク(IFS)基礎講座
これまでの参加者の方から頂いた感想を一部ですが共有します。

>>3月中旬スタートのコース

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K. Mさん
受けようと思ったのは、以前あきらさんにパーツワークのセッションをして頂いてとても良かったからです。他のカウンセリングでは昔の感情を吐き出す時にその感情をまた味わいとてもつらい気持ちをしばらく引きずることになるのですが、このパーツワークのセッションだとその感情は十分吐き出しながらも、セルフとアンブレンドされていることで感情に巻込まれることがなく、引きずることがないのが驚いた点でした。
自分でもその手法を学べば、とても有効なセフルセッション(自分の感情整理、癒し)ができるのではと思ったので受講を決めました。

得たものは「セルフとパーツの存在」「アンブレンドという手法」「セルフからパーツに寄り添うことにより信頼関係が生まれ、パーツの役割等の変容が起こる」こと。
日常でもセルフからパーツ(感情)を見る、ということを少しずつやれるようになったかな?それでもまだまだパーツレッドになりがちですが。

【ファシリテーターに関して】
あきらさんの声や語り口、とても落ち着いていて心地よく、わたしのセフルが安心できるので、セッションでのあきらさんのサポートとても効果があります。
講座のファシリテートについても同様で、落ち着いた語り口と、必要以上の高揚や尾ひれはひれがないのでとてもわかりやすく、心にスッと入ってきます。
事例として出して下さるあきらさんご自身の場合の例えもわかりやすかったです。
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【オンライン 3月中旬スタート】日常で使えるセルフコンパッションのスキル パーツワーク(IFS)基礎講座

パーツワーク/IFS基礎講座 次期を3月中にスタートしようかなぁ、と何となく思っていたのだけども、動いていなかった。
いくつかのシグナルを受け取ったのでカレンダーを見たら、GWにかからないように組むにはこのタイミングしかないな、という日程が見えた。

そんなこともあり、3月中旬スタートでコースを組みました。

「セルフコンパッション」ということは、巷でいろいろ言われていますが、「セルフ」をどう捉えるか?

IFSの枠組みを知っていると、「セルフ」コンパッションなのだ、ということがよく分かります。具体的で誰でも使えるパワフルなスキルです。


自分の内的世界に、多様なパーツがいることを想像してください。
そのパーツ達と具体的に対話をしていくスキルを学びます。ピンときた方、ぜひどうぞ。
3/17スタート 水曜午前コース
3/19スタート 金曜夜コース

セルフとパーツの対話(その3) 内側での愛着形成【IFSエッセンス解説】

前回まで書いた「セルフとパーツの対話 その1」「その2」では、対話の中身がどういう流れなのかを説明した。
今回は、「愛着形成」という視点を紹介してみたい。

自身の内側で愛着を形成する
個人的には、ここがIFS/パーツワークの要でもあると思っている。

愛着理論というものがある。
幼少期の育ちの過程で親や養育者との関わりにおいて、どういうタイプの「愛着」を持つかというもの。言葉を変えれば、どういう「絆」や「関係性」を持てるかということでもある。

安定型、回避型、葛藤型、無秩序型という分類がされている。
この幼少期の経験が大人になっても大きな影響を持っていて、人と人との関係に現れてくる。
人との親密な関係を回避したり、そこが無秩序になったりなどなど。

また、その人の中でどういった人間観、世界観を形成するかにも深く関わっている。
愛着が安定的でないと、「世界は危険なところだ」、「私は愛されない」、「私は無価値だ」などなどの信念を持つ可能性もある。
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