パーツとは? IFS エッセンス解説

NVC、サイエンズ、マインドフルネスなどなど自分が色々な手法を学んでくる中で、「これは面白い!」と心から思えているIFS (Internal Family System) というセラピーの手法。

そのエッセンスをポイントごとに表現してみたい。
セッションを受けてくださる方への資料的な位置づけと同時に、自分とのつながりや自己共感、自己受容といったことに関心がある方へのインスピレーションにもなったら良いな、という意図を込めて。同時に、英語の資料は山ほどあるけど、日本語のリソースは限られているのでその点でも関心ある方々へ貢献できたら嬉しい。

【パーツとは?】
IFSでは、「わたし」というシステムは内部に複数の人格を抱えた存在として捉えます。自分に厳しい自分、人に批判的な自分、お調子者の自分などなど。その自分の一側面を「パーツ」という言葉で表現します。

みなさんの中にもいろいろな自分のパーツ/側面/特徴といったものがありますよね。
「パーツ」という言葉が部品的なイメージも持っているため、「〜〜な側面」とか「キャラ」とか「〜〜な存在」といった言い方もできます。
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怒りが見せてくれたもの(その2)IFSプロセス

先日書いた自分の中の「怒り」をIFSの手法で見に行った話の続き。

次の日に、ひとりで時間をとって、じっくりと「怒りのパーツ」の話を聴きにいってみた。
その対話の中で明確になったのは以下のこと。

*怒りを抱えているパーツは「フンヌ(憤怒)」という名前。
*世の中の不条理や矛盾を認識すると「人間ってこんなにもバカなの?愚かなの?」という絶望的な感覚がやってくる。
*フンヌが関わっている怒りの80%ぐらいは「外側」から来ている。それは、集合的な怒りである。

*把握しきれない世の中の矛盾や不条理。そこへの集合的な怒りと連帯している。
*全てを把握することはできない。世界中に同じ感覚で怒っている同志がいる。みんな頑張っているから、自分も頑張らねば(気を抜けない。意外と疲れる)。「みんな頑張ってるから、自分は身近なところで感じる矛盾や不条理にはガンガン声を上げていこう!」というモードで常に居る。
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怒りの声を聴きにいく(その1)IFSのプロセス

IFSという手法を学びながら個人セッションにも活かしている。
自分の中でだいぶ理解と経験値が蓄積されてきた感じがしている。
今日は、自分の中の「強烈な怒り」の声を聴きにいった話。

先日、共感仲間に手伝ってもらって、自分の中にある「怒り」の声を聴きにいった。
自分の内なる声を聴く手法として「パーツワーク」はステップが明確だし、NVCと親和性もあるし、何より思わぬ発見があり、自己理解と自己受容が深まる。
自分が普段は意識していない自分の部分に出会える面白さもある。

IFSの大前提は、ひとりの人間の中に複数のパーツが存在していて、全体がシステムとして機能しているというもの。
自分の中に、内外に批判的なパーツやタスクをテキパキこなすパーツ、段取り力を発揮するパーツ、世の不条理に過剰に反応するパーツなどなど、たくさんの存在がいる。
全部ひっくるめて、今のわたし。


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