「大人としゃべり場」に参加

直方一中で開催された「大人としゃべり場」に参加してきた。
「トークフォークダンス」という別名もある企画。4年間続けているとのこと。
以前から何となく気になっていた。友人の誘いもあって初参加。

自分が中学生の時って負の感情や想念の塊だった気もする。。。
あまり細かい点は思い出すことも出来ない。
大人のイメージもあまり豊かではなかったな。
親と学校の先生、親戚ぐらいしか接点なかったものなぁ。
大人がどういう思想や哲学を持って生きているのかなんて、ぜんぜん分からなかった。
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会場では、1分間ずつ大人と中学生が出された質問=テーマについて話をする。
「自分が好きな本は?」「世の中のために使いなさいと100万円もらったら?」「座右の銘は?」「10年後に何をしていたいか?」「夢は何ですか?」といった感じの質問だった。
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質の違う「共感」 ワークショップのご案内

17日は糸島にて共感的コミュニケーションのワークショップを開催しました。
糸島では自主的にNVCなどを学んでいるメンバーが居て、層が厚い。そして、10年来の友人もいるので安心して講座ができる。

午前中はNVCの概要説明。NVCに馴染みの無い人は午前から参加。ハワイで学んだ枠組みを通して、ニーズ、感情、観察、リクエストとたどっていく。
多分、参加している方は初めは「???」という感じなのだろうけれども、後半になるに連れて「なるほど!」「へ〜、面白い!!」という表情に見えてくる。

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午後は共感的に聴くことにフォーカス。前回参加してくれたメンバーも集まりワイワイ愉しい感じ。
赤ちゃん連れもOKとなったので、子育て中のママさんたちも参加。 続きを読む

14日 月3万円暮らしトーク@田川

直前ですが、14日に田川市にて月3万円暮らしのお話会やります。
ゴミ処理場の乱立問題に取り組んで来たエコミュカルネットワークの主催。
ゴミ、循環といった視点も盛り込んでお話しますよ〜

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半農半スロービジネスという生き方~脱モアモア教へ向けて~
月3万円程度で暮らしてハッピー!
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ヒトとして生きるのに、本当に必要なものって何だろう?
真剣にそう考えると、意外と自分にとって必要なものって限られています。
僕の場合は、キレイな水、空気、お日様の光と熱、森、美味しいお米と野菜、
ひととのつながり、瞑想する時間 etc。 続きを読む

身体感覚と35キロのウォーク

5/6は雨の中、35キロのウォーク。
赤村から中津まで、たんたんと、黙々と歩く、歩く、歩く。
5キロという距離が長く感じる。
車で動いたら、1時間ぐらいの距離を8時間ぐらいかけて歩く。

雨の中、心地よい景色や空気を感じつつ歩く。
と言いつつも、8割以上はカラダの痛みを感じながら歩いていた。

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蒔かない種は出ない

赤村に移住してから出会った百姓仕事の大先輩に言われた言葉。
「あんたねぇ、蒔かない種は出ないんよ。とりあえず、蒔いとくんよ。」

自然のサイクルの中に身を置くと、人間の都合で何でも思い通りになるという発想がどれだけズレたものかが良く分かる。
季節季節にタイミングと天気をみつつ、種を蒔く。

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培土は、腐葉土とモミガラ燻炭で自給。 続きを読む

浄化について

IIT@マウイで興味深かったトピックのひとつが「トラウマ」だった。
世代を越えて継承されるトラウマ。
無意識下にしまわれている「聖なる誓い sacred vow」。
こういった自分自身ではなかなか手に負えない、処理できないものを人は抱えているということが理解できた。

世代を越えてまでやってくるとなると、なかなか手強いなと思えてしまう。

一方で、潜在意識下に深く根ざしている世代を越えたトラウマの話を聞きながら、ゴエンカ師が指導するヴィパッサナー瞑想のことを思っていた。

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共感的コミュニケーション講座@飯塚 4/26

飯塚の友人と話をして、共感的コミュニケーション講座を開催することになりました。

4月26日
10時〜16時

チーム飯塚はやる気満々。ひとまず3回シリーズの日程も確定しています。
先では定期的に練習会も実施してNVC/共感的コミュニケーションが根付かせていくことを意図しています。

詳しくはコチラから「FBイベントページ

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脱がっこうと研究所 そしてラジオ出演

実は、屋号を変えた。
これまで、「自然と暮らしと平和のがっこう beart」という屋号で活動していたが、「自分がやろうとしていることは、研究所の方がしっくりくるなぁ」と思うようになっていた。
「がっこう」は自然学校のカテゴリを意識していた。自然との関わりや暮らしを手づくりしていくことの学び。
もちろん、それはこれまで通りベースにある。
しかし、今後はより「平和」が大切になるステージだと自覚している。

それは、「内なる平和」「関係性における平和」、そして「平和な社会」をつくり出すこと。その手法としてNVC(非暴力コミュニケーション)/共感的コミュニケーションがあり、サイエンズがあり、ヴィパッサナー瞑想がある。今、集中的に学んでいる、あるいは研究しているのはこれらのことだ。

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トラウマの処理・共感あるのみ (IIT@マウイ)

前回のIITレポートで、トラウマについて少し触れた。サラ・ペイトンの講義で頻繁に「トラウマ」「世代を越えたトラウマ」といった概念が使われていた(サラは2016年10月に来日してワークショップを実施してくれる)。

一般的な定義としてトラウマ(心的外傷)とは、外的内的な要因によって肉体的あるいは精神的に強い衝撃を受けたことで、長期に渡りそれに囚われる状態であり、否定的な影響を持つことを意味する(wikipedia を参照)。
サラの説明によれば、「脳内のシナプス(神経回路)切れてしまっている状態」とのこと。
これが自分の中の子ども、いわゆるインナー・チャイルドとも関係している。自分では認識できていなくても、身体あるいは脳の中に記憶としてしまい込まれている経験がたくさんある。

トラウマと関連してストレスが強度に掛かった時に自分を守るために「聖なる誓い(sacrid vow)」を立てることがあるという。例えば、「人間は信用ならないので、自分はひとりで生きていく」といったことを自分自身や身近な人に対して誓いとして宣言している。これが、強い信念となって当人の中に根付いてしまう。すると、人と協力する、一緒にやるということに対して無意識的にブレーキが掛かる。

トラウマや聖なる誓いがあることで、いろいろな場面の中で自分では制御できない「反応」が出て来ることも多々ある。IITの中では「トリガーされる(触発される)」といった表現もなされていた。

このトラウマやインナーチャイルド、聖なる誓いをどう扱うか?
サラの講義の中では徹底して「感情とニーズに寄り添うことで共感する」ということなのだと自分では理解した。

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(photo by Renata Mendes) 続きを読む