人間の考えと実際 社会を知る その2

鈴鹿にてコースに参加中のこと。朝、散歩をしていると、使われていないマンションがあった。会社の寮として使っていたようだ。
かなりの部屋数だが使われている様子がない。
他方で住む場所がなく寒さに震えている人がいる。

食料も世界には溢れているのに、飢える人や不足感を持っている人がいる。

中古車屋さんにはたくさんの車が使われずに置いてある。
車を使いたい人はいっぱいいる。

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一方で何かを必要としている人がいて、他方でそれを提供できる人や環境、資源がある。
けれども、そこにある所有や権利という「考え」が自由な活用を妨げている。

コント/ギャグ/パロディとしての社会そしてワタシたち。
権利、義務、所有、契約、責任などなど。考えが人を縛っていく。
これぞ、自縄自縛。
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共感コミュニケーション・ワークショップ入門編@志賀島(福岡)

福岡市にある志賀島
自然豊かな環境で、共感回路の通りを良くしませんか?入門編講座①〜③を開催します。
近いタイミングで早良区での講座もあります。会場をまたいで①〜③を受講という形もOKです。

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同じ枠組みの講座に参加した方々の感想はコチラへ。
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「社会」って、そもそも何だ? 社会を知る その1

先日、サイエンズスクールの「社会を知るためのコース」に参加してきた。
少し考えたこと、感じたことをシェアしてみよう。

そもそも、社会とは?
中学時代からだろうか、「社会」は反発の対象だった。社会は自分を縛ってくるもの、制限してくるものという捉え方をしていた。
大学時代にはそれこそ「社会学」も学んだのだが、その中で「社会は共に生きるための領域である」という見方を得た。なるほど、そう捉えると、社会のイメージが柔らかくなる。
そして、「より良い社会を主体的かつ意識的につくっていく存在を市民という」といった見方も知った。その路線で「市民社会」という考え方もけっこう学んだ。
一方で「就職活動」は社会からのプレッシャーだった。自分が社会の求める鋳型にはめられていく感覚。それが嫌で早々に就活はやめてしまった。

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で、今回サイエンズの枠組みで社会にアプローチしていった。「前提」を取り払っていく、ゼロにしていくことで、より本質的に「社会とは?」ということを深めていけたと思う。

コースに出た後に自分の中にある「社会観」はこんな感じだ。
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