赤村で赤米の田植え 6/21&22

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自然と暮らしと平和のがっこう beart
赤村で赤米の田植え体験!
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とびきり静かな環境の中で、自然を感じ、お米を感じるひととき。
無農薬栽培8年目の田んぼで、のんびり田植えをたのしみましょう。

赤米の苗を田んぼという大地に降ろしていきます。
素足で入る田んぼの感触は格別です。
当たり前のように食べている日々の糧=お米。
いろいろなつながりを思いながら田植えをしてみると、何が感じ取れるでしょうか。
大地につながり、自分とつながり直しましょう。

★6月21日(土)&22日(日)小雨決行
田植えは2日間に渡って実施します。両日同じプログラム内容です。

★10:00 平成筑豊電鉄 源じいの森温泉駅 駐車場に集合

「五感を使いながら、田植えをしてみよう」
田植え中に「田んぼとお米のお話し」を簡単にしていきます。
お米や田んぼがぐっと身近に感じられますよ。
「田植え瞑想」もやってみましょう。

15時過ぎ頃には終了予定。

○プログラム費: 個人参加:大人800円/家族参加1400円/ペア参加1400円
昼食はご持参ください。ちょっとした汁物を用意します。
おやつも出ます。

○定員:15名
○持ち物:お弁当、汚れても良い服装、着替え、日照対策の帽子、タオル、終了後に温泉へ行く人はその用意
素足で田んぼに入りますが、気になる人は長靴

【主催:問い合わせ&申し込み先】
自然と暮らしと平和のがっこう beart 後藤 彰
tel: 0947−62−2470
(留守電になった場合は折り返しの連絡先を吹き込んでください)
e-mail: beart.nowhere★gmail.com
★は@に変更してください。

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【申し込みフォーマット】
◆お名前:
◆当日連絡先(携帯など):
◆簡単な自己紹介&この企画への期待など(100~200文字程度)
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以上です。
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播種とその後

5/9頃に播種した後も、実はぜんぜん気持ちは落ち着かなかった。
というのも、種モミを浸水して、ざるに空けてからの作業が手間取った。
播種板でアクセクしたり、培土を詰めるのに時間が掛かったり、雨が降ったり。
ざるに上げたままの種モミに時間だけが積み重なっていく。4日ぐらいは空いたかな。だんだん、「乾燥しすぎなんじゃないか?」など不安になってくる。

この状態で、ちゃんと芽が出るのだろうか?

さらに、覆土&鎮圧がちょっとやりにくく、不完全だった。
田んぼに持って行き、水を当てると、種モミが浮き上がってしまったり。
うーむ、参った。

いやはや、なかなか思うようにいきませぬ。

みのる式ポット苗箱に土を詰めて播種というのが、時間的に制約があったので、直播きもすることに。これは、ほぼいつも通りのやり方。

そもそも苗が育たなければ、田植えどころではない。
頼むよ〜、本当に祈るような気持ちで待つ。
そう、農民は待つことしかできないのです。

5/17 播種から1週間ほど。

分かるかなぁ、緑色の小さな芽が出てきました。
「おおー、出てる出てる」ということで、ひと安心。

イネの生命力を毎回感じさせられます。
この田んぼ苗代で40日ぐらい育ってもらい、ガッチリした苗を植えていきます。

そして、5/27 本日
ここまでくればあまり不安は無くなりますね。
後は、「これで足りるんかな?」という別の心配が。。。

育苗:作業量や時間、そして苗の生育を見て、次年度のやり方を考えて行こう。

瞑想的播種のじかん

毎年、何かと課題が多い苗づくり
今年は、以前から関心があった「みのる式ポット苗箱」を導入。
これの利点は、培土が少なくて済む。苗取りが楽。頑丈な苗が出来る。
田んぼに水を当てて、そこに苗箱を置いておける=水やり不要。

苗半作と言って、苗づくりで作物の生育はかなり変わるとの話しも。
がっちり苗を育てて、一本植えする。そのスタイルをこれまでも追求してきたけれども、雑草に負けたり、思うように生育しなかったり、いろいろありました。
ということで、まぁ、今年も実験なわけです。

この苗箱
なんと、ありがたいことに大規模にやっていらっしゃる農家から廃棄予定のちょっと破れたようなものをいただけることに。
買うとそれなりの値段がするのでラッキー。つなげてくださったKさんにも感謝。

さてはて、初めてのことなので、試行錯誤の連続でした。
山砂系の土、腐葉土、モミガラ燻炭を活用。
腐葉土とモミガラ燻炭はあまり深く考えずに仕込んでおいたものがあって、使えました。なんでも、やっておくものですね。


左からモミガラ燻炭、山砂系、腐葉土
土はふるいにかけると驚くほどサラサラに!

大変だったのは播種。播種版をアクリル板を使って自作したのだが、思うように機能せず。。。

多分、作りが大雑把すぎたのです。詰めが甘い。。。
改良する時間もなかったので、「ええい、もう地道に手作業で播いてしまえ」ということに。

「めんどくせ〜!」って思いながらやることになるかと思ったのだけれども、これが意外や意外、すごく深い時間となりました。

我が家はとびきり静かな環境にあって、聞こえてくるのは、鳥や虫の声、風のささやき。
太陽の光を感じながらの作業は正に瞑想。
ひとつひとつの播種にこころを込めてやることを意識。

「ここはバリのリゾートか!?」という雰囲気でした。バリのリゾートは行ったことないけどね。

というわけで、なんだかんだと遅れて、5/9に播種が完了しました。
時間はかかったけれども、すご〜く豊かな時間だった。
田んぼも狭いので、枚数も限られていて、良い経験&たのしい作業でした。
都合作業時間は、10時間ぐらいかなぁ?そのぐらいなら、まぁ、2日ぐらい使ってやって良いよね、と思えています。

ちゃんと芽が出てきてくれるかな〜とドキドキしながら、イネのいのちを信じながら待つ日々が続きました。

つづく

5月のお話し会@福津&飯塚

4月は東京、北九州、そして宮崎2箇所でさせていただいたお話し会。
5月は福岡県内の2カ所でさせていただきます。

毎回お話しをしながら、「どのように話しをしたら伝わるのかな?」と考えています。なので、毎回ちょっとした工夫を付け足していっています。なので、毎回、自分自身が楽しんでいます。
タイミングが合う方、会場でお会いしましょう♪

@福津 やまんば庵
5月22日 木曜日「一ヶ月生活費三万円の後藤彰講演会」
場所:やまんば庵 福岡県福津市上西郷648-3

時間:15時〜17時
参加費:1800円(スイーツコーヒー 付き)
場所&問い合わせ&予約先: やまんば庵 0940-39-3473

@飯塚 KOKOA
24日「お話カフェ「半農半スロービジネスと脱モアモア教」 in KOKOA」
場所:KOKOA 飯塚市鯰田1369
5月24日 土曜日 12時~3時(1時~お話会)
参加費 1500円(KOKOA農園の新たまカレーランチ付き)要予約
(お話会のみ 1000円)
予約&問い合わせ:小鶴 090-9602-2735

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半農半スロービジネスという生き方~脱モアモア教へ向けて~
月3万円程度で暮らしてハッピー!
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話し手:後藤 彰(自然と暮らしと平和のがっこう beart)

ヒトとして生きるのに、本当に必要なものって何だろう?
真剣にそう考えると、意外と自分にとって必要なものって限られています。
僕の場合は、キレイな水、空 気、お日様の光と熱、森、美味しいお米と野菜、ひととのつながり、ちょっとビー ルetc。

そんなスタイルだと、月3万円もあれば、良いんぢゃないか?
東京出身、福岡県田川郡赤村に住み9年目。 冷蔵庫なし、電気代は月500 円代、ガス代も月1000円程度、野菜とお米は田畑が供給してくれます。 お風呂と 暖房の燃料は薪。 車の燃料も自分で廃油を加工&精製。 支出が少ないので、収入 が少なくても問題無し。 時間がたっぷりあり豊かな暮らし。

自然に寄り沿った暮 らしを営みながら、 自分もハッピー、地球や世界もハッピーな半農半スロービジネスというスタイル。

当日は、何故このライフスタイルを営んでいるかという理由 と具体的にやっていることをスライドや動画も交えてご紹介します。


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両日ともに席に限りがございます。ご予約はお早めに〜

田んぼが始まる

実は、今年の田んぼは「諦めよっかなぁ」というムードもあった。
昨年、イノシシ被害がかなり激しかったこと、水路の工事をしていて、それが終わるのか疑問だったこと、農繁期に不在期間がちょこちょこあること。。。
「今年はやらんで良い」ってことかな〜、なんて思っていたのです。

しかし、流れとしてやってきたのは「今年もやりなさい」でした。

まずは、以前から欲しかった「みのる式ポット苗箱」
普通に買うと、結構高価なのですが、大規模にやっている方から廃棄予定のものをたくさんいただきました。
これで、苗づくりへの道が開かれました。

しかも、播種板の自作の仕方を宮崎に行った時にアイディアゲット。
詳しい作り方も教えてもらい、低予算で作成完了。

さすがに、1枚に448穴あるので、手作業は気が遠くなる印象だった。
この播種板があれば、スイスイいけるんじゃないかな?

水路の工事もほぼ完了し、田んぼに水が引けることに。
これで、田んぼ苗代が行ける。しかもポット苗で。

さらに、使っていない電気柵を貸してくださる話しまで出て来て。
これは「今年もやんなさい」「田んぼを荒らすなよ」ということだと。
動き始めると、やっぱりワクワク・ウキウキしてきちゃいますね。

今、レンゲがキレイです。
このレンゲは、毎年種が付いてから草刈りをするので、自生してくれるのです。
数年前に集落のおじいさんから、「もうちょっと待って、種が黒くなってから切りなさい。そしたら、来年も出るよ」と教えていただきました。

ブツブツ交換と優しさ

去年の11月頃にユズがたわわに実ったので、到底使い切れず、困った。そこで、ブツブツ交換を呼び掛けた。
今年の3月には、畑で増殖したキクイモが食べ切れずに大量に余る見込みだった。これも困ったので、ブツブツ交換を呼び掛けてみた。


枝がしなるぐらい実をつけたユズ


短時間でこれだけ収穫できるキクイモ

意外や意外、両方ともに10件以上のオファーが来て、荷造りが大変なぐらいだった。
北は長野から、南は鹿児島まで。
送料を考えると、バカバカしいとも考えられる。
けれども、全国の顔の見える友人&知人から色々なものが交換ブツとして送られてくるのがとても嬉しく楽しかった。

無農薬の野菜の詰め合わせ
無農薬の黒大豆と小豆
味噌と醤油にリンゴジュースに干しリンゴ
こだわりの手づくりお菓子
干しワカメ
オーガニックコットンTシャツに無農薬キュウイ
その人が書いた著書
手づくりドリームキャッチャー
先でボディワークのセッションなどなど。


左から、干しワカメ、手づくりお菓子、オーガニックなお豆さん

こっちもちょっと多めに入れるけど、相手もちょっと多めに入れてくれたりして。
「こりゃもらいすぎですわ」とお互いが思っている節があって、それまた面白い。

差し出すこと、贈与することって本来的にすごく気持ちの良いことなんだなぁ、と実感。
そもそも、ゆずもキクイモも自然が差し出してくれているもの。それを「自分のモノだ」と主張すること自体が、ちょっと変にも思えてくる。

だって、ユズなんて、ほとんど何の手入れもしていないんだよ。キクイモも放ったらかしでザクザク収穫できるし。この点だけ考えても、自然界は豊かさ、優しさ、あるいは愛に満ちている。
その優しさを媒介にして、受け取る優しさもまた嬉しく暖かいものなのでした。

手づくりドリームキャッチャーは僕が良い夢をキャッチできるようにと想いを込めてくれたとのこと。良いことありそうです。