播種とその後

5/9頃に播種した後も、実はぜんぜん気持ちは落ち着かなかった。
というのも、種モミを浸水して、ざるに空けてからの作業が手間取った。
播種板でアクセクしたり、培土を詰めるのに時間が掛かったり、雨が降ったり。
ざるに上げたままの種モミに時間だけが積み重なっていく。4日ぐらいは空いたかな。だんだん、「乾燥しすぎなんじゃないか?」など不安になってくる。

この状態で、ちゃんと芽が出るのだろうか?

さらに、覆土&鎮圧がちょっとやりにくく、不完全だった。
田んぼに持って行き、水を当てると、種モミが浮き上がってしまったり。
うーむ、参った。

いやはや、なかなか思うようにいきませぬ。

みのる式ポット苗箱に土を詰めて播種というのが、時間的に制約があったので、直播きもすることに。これは、ほぼいつも通りのやり方。

そもそも苗が育たなければ、田植えどころではない。
頼むよ〜、本当に祈るような気持ちで待つ。
そう、農民は待つことしかできないのです。

5/17 播種から1週間ほど。

分かるかなぁ、緑色の小さな芽が出てきました。
「おおー、出てる出てる」ということで、ひと安心。

イネの生命力を毎回感じさせられます。
この田んぼ苗代で40日ぐらい育ってもらい、ガッチリした苗を植えていきます。

そして、5/27 本日
ここまでくればあまり不安は無くなりますね。
後は、「これで足りるんかな?」という別の心配が。。。

育苗:作業量や時間、そして苗の生育を見て、次年度のやり方を考えて行こう。