「なんと、すべて自分劇場でした」(サイエンズという手法)

この1年間で、NVC/共感的コミュニケーションと並行して「サイエンズ SCIENZ」という手法を三重県鈴鹿市で学んでいる。
最近注目されている「アズワンコミュニティ」と言うとピンと来る方も多いかな。

サイエンズについて、自分なりの理解を書いていきたい。
NVCを学ぶメンバーや友人達に「こんな手法があるよ」と伝えたいのだけれども、なかなか自分の中で腑に落ちた感じ、言葉にする感覚が得られていなかった。
何となく、この辺が大切そうだな~ということがつかめてきた気がするので、その限りでのシェアをしてみたい。多分、勘違いもたくさんあるし、頭で理解しているだけで本当の意味で腑に落ちていない部分もたくさんあると思うけど。
なので、試みとして。

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【8月以降】共感的コミュニケーションワークショップ

「同調や同意」ではない、相手のリアリティに寄り添う共感。
それは、相手や自分の身体の感覚、感情、必要としていること(ニーズ)を受け止める共感。

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参加してくださった方から「相手の言動にいちいち反応せずに、何を大切にしているのだろう、と思えるようになってきた」「より自分自身のことが分かるようになってきた」といった感想をいただいています。

【各回の主な内容】
①★共感的コミュニケーション/非暴力コミュニケーションの枠組みと世界観の解説
★「自分に共感する」
②★相手を共感的に聴く練習
③★お互いの人生を豊かにするためのリクエスト

毎回、複数のワークをしながら体験的に学ぶ場になります。みなさんからの質問やコメントに沿って学ぶ内容は柔軟に変化させていきます。

これまでの自分や相手、世界への見方が少しでも穏やかなものに変わりますように。

8月以降のワークショップの予定を整理しました。
一度受けた方の再受講も大歓迎です。
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共感と同調

共感的コミュニケーション(非暴力コミュニケーション/NVC)のワークショップを福岡県下で開催してきた。
WSをしながら感じたことや気づきを書き記しておこうと思う。
参加者に話をすることとも重なるので、WSの雰囲気もつかんでもらえると良いな。

今回は共感と同調の違いについて。

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一般的に捉えられている「共感」とはどんなものか?
手元にある岩波 国語辞典を引くと以下が定義されている。

「共感:他人の考え・主張に、全くそうだと感ずること。その気持ち。同感。」

巷でよく耳にするのは「分かる分かる、そうそう、だよねぇ、共感できる~」といった言葉だ。
この共感感覚だと、「自分の捉え方はちょっと違うなぁ」という場合に共感はできないことになる。
これは、見方を変えると共感ではなく「同調」や「同意」だということが分かる。「分かる分かる」という感じで相手と自分の感じていることが同じように思える状況のことだ。
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田植えとイノチの土台

2週間前のことだけれども、今年の田植えが無事終了。
土日の2日間はイベント的に人に来てもらって一緒になって赤米の田植え。
日曜は雨の予報だったけれども、天気も回復し、途中晴れ間も出た。

子ども達が3人来ていて、反応が面白かった。
初めは田んぼの妙な感触とワラワラと出てくるオタマジャクシやアカハライモリ、アメンボなどに驚いていた。「ぎゃー、ムリムリ」といった感じの反応。
けれども、時間と共に環境に慣れたようで、後半は生き物を捕まえたり、田んぼの中を動き回り楽しそうに過ごしていた。
「カエルも捕まえられるようになったよ~」と嬉しそう。
自然に触れることで、野生の感覚が培われる。

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