経験から学ぶということ

ヴィパッサナー瞑想に参加した時に夜の講話の中でこんな話があった。

知識には3つの種類がある。
1つは「聞いた」知識。これは、単に人が言っていることを聞いただけで、本来の知識ではない。
2つ目は「自分で考えた」知識。これも、単に自分が考えただけで、本来の知識ではない。
3つ目は「経験から得た」知識。これは、ホンモノの知識になり得る。つまり、知恵になり得る。

「悟りとは何か?」ということに関しての話の文脈だった。悟りとは?聞いたり、考えたりするのではなく、そのものを経験しなければ分からない。だから、瞑想したり修行が必要といった文脈だった。

この知識と知恵への視座はすごく的を射ていると思っている。 続きを読む