先日開催したマインドフルネスとNVCを融合させた企画。
参加者は4名とこじんまりとしていたけれども、内容はけっこう深く展開できたと思う。
時間が足りなかったな〜。今度は福岡に戻ってから1日使ってじっくりやりたいという気になっている。
これまでいわゆる「スピリチュアルな領域」の学びも積み重ねてきているけれども、そこにあるエッセンスも散りばめて組み立ててみた。
シンプルに言うと、思考の外側で自分とつながる、相手と繋がるということ。
そして最近感じているのは「思考」とは別次元で「知性」が働いているということ。
「そもそもそれってどういうこと?」「本質はどうか?」と問うていく、探究していく力。この辺はサイエンズメソッドが深い。
解釈やジャッジをする思考とは違う脳の使い方だ。たまに、そういったものもひっくるめて全てマインド=思考だとする捉え方に出会うこともあるけれども、やや違和感あり。
知的な理解の枠組みも持った上で、身体の感覚で学び取っていく。そのバランスを取っていたい。
呼吸を見つめる瞑想もしたけれども、今自分が吸っている空気って「そもそもどっからきてるの?」と知性を働かせること。そこからの一呼吸はまた違った響き方が身体に残ると感じている。
そこに立つと、自然と「ありがたいなぁ」「嬉しいなぁ」という気持ちも湧いてくる。
それが、思いやりにもつながっていく。
自分の企画の翌日にデイビッド・ワインストック氏による「NVCと合気道/身体性」に関するワークショップに参加した。
合気道の「気」のフィールド。それで相手を包み込む状態。「バブルで包むんだ」と表現されていた。そこには敵も敵意も存在しないし、流れているのは思いやりに満ちた人のモード。
それを体感するデモで前に出させてもらったのが面白い体験だった。
自分の中に警戒感や恐れがある状態と、優しさや思いやりのバブルフィールドに自分を置いた時のモードの変化。後者のモードであること。それは日常の中でマインドフルネスであるモードと重なる。
ふむふむ、いろいろつながってきてなんだか楽しいぞ。