幼馴染みの訪問=合宿

先日、小学校から高校まで一緒だった幼なじみが我が家に5泊ほど滞在していった。
数年前に一度遊びに来ているのだが、その時は2泊程度で「遊び」だった。
僕も仕事をしながらだったので、大したお構いも出来なかった記憶がある。

そんな彼が「5泊させて欲しい」と言ってきた。
「5泊かよ!」って内心突っ込みを入れつつ、動機を聞いたら「将来的にはどっかの地方で半農で生活がしたい。 というのが、まずあるんだ。 でも、やっていけるのか判らんから、ゴッツの生活を触ってみたい。」というメッセージが来た。ちなみに、ゴッツはオイラのあだ名(たくさんあるんだよね)。

数年前から「半農に興味がある」と言っていたこともあり、それなら、ディープな経験をしてもらえたら良いな〜と考え始めた。
そして、モニター的に合宿対応をさせてもらうことに。

彼のニーズを聞きながら、その時にやれることややりたいことを一緒に経験する合宿がスタート。
途中1泊、近場の町へ視察に出ていったので僕のところには4泊だったけど、アッと言う間だった。
幼なじみということもあり、あまりお互いに気を使わない。


到着後、すぐに食にん市というマルシェ出店に同行してもらい、
友人宅でのカレーパーティーに参加したり、
柿の葉茶を仕込んだり、
麹を仕込んだり、
出来上がった麹で甘酒、塩麹、醤油麹を仕込んだり、
竹を伐採しに山に入ったり、
友人宅の家周りの排水システムを復活させたり=溝掘り、
燃料となる薪を製材所に取りに行ったり、
もらって来た木材でプランターを作って栗を播種してみたり、
庭先ガーデンにて大根や春菊を播種したり、
自然農のDVDを見たり。

そうそう、毎朝一緒に瞑想もした。
けっこう色々やりましたなぁ。
その時その時の経験を意識的に意味付けして、背景や僕の伝えたいことを語った。

普段調理担当だという彼とアーダコーダ言いながら食事を作り
なんだかんだ言って、毎日酒を酌み交わし、そこでまた語らった。

帰る前日には「意図つむぎ」ワークショップを二人でやって、お互いが今後したいことをシェアしたり。
「なんだぁ、全部つながってんじゃん。書き出すことですごく整理された!」と良い顔して語ってた。

最終日は福岡の五福さんところでのトークイベントに一緒に行き、お客さんとして話を聞いてもらった。

6日も居たんかな?というぐらいアッと言う間だった。
普段は肉も魚も食べるようだが、こちらではほとんど玄米菜食。
初日の食にん市で古野農場の有機野菜を買い込んだので、我が家の庭先ガーデンの野菜と合わせて調理。
玄米と野菜のおいしさに、毎回「うまいね〜」と酒が進んでいた。

「いやぁ、3泊ぐらいだったらさ、愉しかったで終わりそうじゃん。5泊も居たら、こりゃダメだってところもあるかなと思ってたんだけど。すげ〜愉しいなぁ。こりゃ、自分にも出来るって気になった。うん、自分のペースで半農を模索していくわ」と。

やっぱり、体験してもらうことで得られる気付きや学びは圧倒的に深い。そして、強度がある。

こういう場を意識的に提供していこう、と彼の訪問で思うことができた。
以前にも合宿は展開していたのだが、最近はサボっていた状態だ。
僕にとってもありがたい5泊6日という時間だった。

この時間が「生き方デザイン合宿(これからの生き方をデザインする合宿)」を具現化するひとつのきっかけになっている。

自分がこの地に居ることで、具体的に移住者が増えたら面白いな、そのためには何ができるんだろ、なんてことも思うようになっている。