どんな夫婦でありたいか? パートナーシップの探究

先日5年ぶりに会うカップルと「意図つむぎ」のワークショップ@赤村。

5年前はまだ夫婦じゃなかったふたりが、夫婦になって3年目。
「どんな夫婦でありたいか?」という問いかけから、話し合い&聴き合いの時間を持ちました。

途中で呼吸のワークをしたり、関係性の中で大切にしたいニーズを直観で把握してもらったり。

とても仲良しなふたりで、見ていて会話を聴いていて、こちらもたくさん刺激をもらったなぁ。
楽しさ&ユーモア、お互いを尊重する感じなどなど、こちらのこころも暖かくなった。

我が家もそうだけど、夫婦間って「当たり前」にしちゃっていることが多い。
「わかるやろ」的な。
そこに改めて時間をとって気持ちを聴き合う中で、お互いに確認できることがたくさんあるな、と感じました。

その際のポイントは「どうする、こうする」という「事柄」中心で話すのではなく、「そこにある気持ち、想い、願い、ニーズ」に着目すること。
人間は脳の構造として「どうするか」をすぐに考えがちなんだけども、その手前にある想いを聴き合うことで、「相手への理解」「つながり」といった質感にいたれる。
意外と自分自身でも「自分の気持ち」に気づいていないことも多いので、ここはしっかり時間を取って自分に向き合う丁寧さが必要。

改めて「関係性の中で聴く」ということを自分の中で見つめる時間となりました。

その時のインパクトもあり、その後の小競り合い&混沌の影響もあり、現在、我が家ではスー・ジョンソン (2014)『私をギュッと抱きしめて』金剛出版. という本をベースに日々話し合いを試みています。
ちなみに、この本は絶妙なタイミングで友人がギフトしてくれました。


一気に読めてしまった。かなり面白い&実践的。オススメです。

知っているようで、実は知らないお互いの内面を少しずつ話して、聴いて、知り合うプロセス。経験豊富な専門家によって書かれた枠組みが、それを大いにサポートしてくれる感じ。

自分のこころの傷つきやすさ (vulnerability) もオープンにしつつ。
時間をかけつつ、一歩一歩という感覚で「パートナーシップとは?」「家族をやっていくとは?」といった領域を探究中です。

夫婦やカップル向けにお互いが大切にしたいことを整理する時間。
ご希望あればコーディネートできますので、気軽にご連絡ください。