NVC(非暴力コミュニケーション)関連の仲間たちが企画してくれた「共生革命リトリート@パーマカルチャーと平和道場」というものに参加してきた。
企画自体は知っていたし、気になってもいたけど、今回が初参加(リトリート自体は6回目ぐらいだったと思う)。
思えば、日本語メインで開催されるこうしたリトリート(合宿)に参加するのは初で新鮮な感じだった。
しかも、パートナーと共に1歳児連れ。
総勢30名以上のコミュニティでの6日間。
今回は特に「暮らしを共にする」という側面が強かった。
食事を一緒につくり、鍋や皿を洗い、コンポストトイレの処理をして、薪を拾い集めたり、掃除をしたり。ともすれば外部に頼んでしまうことを、コミュニティとして一緒になってやってみるという実験&冒険。
共に時間を過ごす中で、つながりの質が充実してくると、なんだか流れがスムーズになってくる印象もある。
それぞれがやりたいことや目に付いた&気づいたことに率先して動いていく。
人数の力もあって、全体が調和していく。
コミュニティがひとつの有機体として機能していく姿が面白かった。
そして、その中で出てくる課題は、「みんなのニーズを大切にする」という視点から話し合いをしていく。
そのプロセスでは「ことを進める」という事柄(コトガラ)や解決策の部分ではなく、「それぞれが何を大切にしたいのか?」というニーズに注目していく。それぞれのニーズが浮かび上がってくる中で、コミュニティとしてのニーズが見え隠れしてくる。
それが言語化される部分もあれば、され切れない部分もあれば。
6日間あると、人は深くつながれるし、大きな家族みたいにもなれる。
個人的にとても関心があるのは、これを1年あるいは10年続けたらどうなるのかな〜というところ。
その方向性に向けて、体感を通してイメージ&インスピレーション&刺激をもらった時間となった。