2016年に福岡県下の各地にて「共感コミュニケーション講座 入門編」を実施してきました(糸島、嘉麻、飯塚、直方、豊前、福岡市東区)。
参加者の方々から感想&フィードバックをいただいたので共有します。
自分の地域や仲間と一緒に学びたいという方、お気軽にご相談ください。
概要はコチラをチェックしてくださいね。
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飯塚市・K Aさん
私たちの心は日々色んな感情を体験しています。喜びや楽しさなどのポジティブなものから悲しみや怒りなどのネガティブな感情まで~ころころと動く心。
でも、それを立ち止まってじっくり味わうことはほとんどない気がします。例えば怒りの感情は、味わう前に瞬間湯沸かし器のように相手にぶつけたり、自分の中にしまい込んだり。それは、相手との間に対立こそ生むものの、相手とつながることを阻みます。こういう関係性に結構エネルギーを使ってきたなぁ、と気づかせてくれたのが、今年の初めから学んでいる「共感コミュニケーション講座」でした。
ころころと動く感情を「まず、味わうこと」「あっ、怒りがわいてきたぞ」「今、とっても悲しいんだねぇ」という風に。そして、その感情の源に気づくこと。その源には「自分が本当に望んでいること」が隠れています。でも、その「ほんとの願い」に気づいていくと、相手とのかかわり方が変わってくるのです。自分のことも相手のこともとっても大事にしたい~と思えるようになってきます。コミュニケーションの方法が変わり、人間関係の質がぐっと深くなってきます。
何より、心がやさしく、柔らかくなっていく気がします。この講座に出会えたこと~今年の大きな収穫でした!
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糸島市・N Tさん
3回のワークは毎回テーマがあり、共感コミュニケーションを日々の暮らしでどう実践するか学ぶことが出来ました。
ワークにより様々な気づきや変化が
子ども、家族、様々な人間関係・・評価や色眼鏡を外して見ることで、ものごとの捉え方が大きく変わりました。結果自分を取り巻く状況が自分の中で変わりつつあります。これには驚きました。
また、相手の言動に対して、自分の反応の裏にある本当の気持ちや、大切にしていることに気づくことが増えました。そうして一呼吸してから行動することが増えました。
これは特に子どもとのやり取りで、咄嗟に反応する→自分を責める、ということがあったので、とても役立っています。
何より、自分や相手のニーズに寄り添い繋がること、それがテクニックではないということを、ナビゲーターの後藤彰さんがそのあり方で示してくれたことが、一番の学びだったように思います。
ワークでは、学び、楽しさや気楽さ、明確さ、共に学ぶ皆さんとのつながりが満たされました。共感コミュニケーションを子どもたちとの共通言語にしたく、今後も学び続けようと思っています。
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直方市・N Sさん
2016年4月から「共感コミュニケーション講座 入門編①〜③」を受講しました。講座は10名女性ばかり集まり、みっちり4~5時間。その後の練習会などで緩やかに進めて半年が過ぎました。
参加できない時もあり、日常に浸透している自信はないですが、得たものは大きいです。 講座に参加してまず嬉しかったのは、共に学んだメンバー。安心して自分の言葉を発する仲間ができました。それはNVC的な会話を使うことで、自分にも相手にも批判的にならずにコミュニケーションができたことが大きいと思います。 本当に助かった具体例があります。 それは、自分が望んだプロジェクトだったのに、みんなをまきこんで成功へ導かなければというプレッシャーに飲み込まれそうになった時のことです。 NVC療法(そうとは言わないけど)を用いて自分のプレッシャーに共感して分解してみました。 自分とつながることで「私は~のことを叶えたいので〜するのを助けてほしい」という本心に気付き、周りに伝えることができました。 このことは、それからの私の進み方に大きな影響を与えました。
他にも気付きや学びには以下のようなものがあります。
●他への共感、自分への共感は同意ではなく観察していくと混乱しない。
●自分の望まない感情にも根拠があってそこから見ていくと、感情トラブルを回避できた。
●家族に何年も自分の押し付けを繰り返す発言をしていて分かり合える会話ではなかったことに気づいた。
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嘉麻市 K Kさん
普段、何気なく使っている言葉が…逆に気持ちや言いたいことを遮断している。ええ、そうなの!ビックリです。
その瞬間の自分の感情や欲求、同じく相手に対しても気づかずに奥の奥に沈ませて会話をしていたとは、大発見です。
そんな視点に気付くだけで心に深呼吸が生まれてくる。人と仲よくなりたい、つながりたいはみんな持ってる欲求でイコール自分と仲よく、つながることでした。そんなすべを学んで、日常の中で少しづつ、楽しく使っています。
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福岡市 M Nさん
相手と共感する前にまず自分自身の気持ちに共感しているか?
文字を読んで頭で納得する知識と違い、相手(受講者同志との)
欠点やコンプレックスについて、
「共感コミュニケーション」のポイントが身についていくほどに、
ありがとうございました。
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小竹町 K Yさん
わたしは、3回の講座に参加させていただいて、人の話を「聞く」ことができるようになった気がします。
以前は、相手の話を聞く場面で自分の考えを伝えていました。具体的には、相手が話をしだすと、その人の立場になって、「自分だったらどうするか」解決策を述べていました。
最初の講座の中でのワークでは、そういった今までの自分の聞き方と、ただただ相づちをうつだけの聞き方をペアになった相手にしてもらうということを体感しました。
すると、今まで自分がしていたように聞いてもらった時は、話を聞いてもらったかんじがあまりなくモヤモヤ感が残りましたが、ただ「うんうん」と聞いてもらった時には、十分に聞いてもらえたかんじがありました。
とても驚いたと同時に、今まで相手にこんな思いをさせていたんだなとショックを受けました。
講座に参加してから、努めて相手の話を「聞く」ようにしていますが、なかなか、これまでのやり方を変えるのは難しいです。
それで、3回の講座を受けてからも講師の先生を交えた。練習会に参加させていただいています。 講師の後藤さんは、毎回、思わず笑ってしまうエピソードや失敗談など、自身に起きた事柄を参加者の前で披露して、共感するとはどういうことか具体的に分かりやすく教えてくれます。
講座や練習会も和気あいあいとした雰囲気で、毎回、参加するのが楽しみです。
実生活では、先日、仕事中、不満をもって電話をしてきた相手方に対して、なるべくこちらの意見を言わず話を「聞く」といったことを努めてしてみたところ、最後には「聞いてもらって、ありがとうございました」と感謝されるといったことがありました。
まだまだ身についてはいませんが、共感コミュニケーション=NVCと出会ったことでNVCを知らずに過ごす人生とは違った人生になるだろうなと思います。
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