パーツとは? IFS エッセンス解説

NVC、サイエンズ、マインドフルネスなどなど自分が色々な手法を学んでくる中で、「これは面白い!」と心から思えているIFS (Internal Family System) というセラピーの手法。

そのエッセンスをポイントごとに表現してみたい。
セッションを受けてくださる方への資料的な位置づけと同時に、自分とのつながりや自己共感、自己受容といったことに関心がある方へのインスピレーションにもなったら良いな、という意図を込めて。同時に、英語の資料は山ほどあるけど、日本語のリソースは限られているのでその点でも関心ある方々へ貢献できたら嬉しい。

【パーツとは?】
IFSでは、「わたし」というシステムは内部に複数の人格を抱えた存在として捉えます。自分に厳しい自分、人に批判的な自分、お調子者の自分などなど。その自分の一側面を「パーツ」という言葉で表現します。

みなさんの中にもいろいろな自分のパーツ/側面/特徴といったものがありますよね。
「パーツ」という言葉が部品的なイメージも持っているため、「〜〜な側面」とか「キャラ」とか「〜〜な存在」といった言い方もできます。
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2つの「ありのまま」IFSの視点から

「ありのままの私」
「ありのままを受け容れる」
そういった類のフレーズをよく耳にする。

そもそも「ありのまま」ってどういうことなのだろうか?

今日は「現状のありのまま」と「本来のありのまま」の区別と変容についてIFSの視点を入れて書いてみます。

まずは、「現状のありのまま」
これは、今の自分、今ここのありのまま。
自分に引きつけて表現してみると、身近な存在に対してぶっきらぼうだったり、不機嫌になったり、社会や世界に批判的だったりする自分。
丸ごと自分なのだけども、全てを受容して愛せているわけでもなかったりする。
どこかで、自分の中に「嫌いな部分」を責めている部分もあったりする。
その対立構造が私の内側にある場合がほとんど。
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自分の中を見る NVCとIFSと

「自分の中を見る」ということを、ここ最近やっているのだが、一体どんなことなのかを書いてみたい。
NVC(非暴力コミュニケーション)に加えて、最近学んでいるのがIFS(Internal Family System) という手法。日本語だと「内的家族システム」と訳されるみたい。
思い切った意訳をすると「わたしの内にある関係性とシステム」と言えるかな。

単純化すると、「わたし」の中にいろいろな特徴や役割を持った複数のパーツ/部分が存在している。全てのパーツは一生懸命に「わたし」という全体に貢献したくて動いていて、ポジティブな意図を持っている。

「怒る」、「ついつい嫌味を言う」、「相手を批判したくなる」「ダラダラとyoutubeを見てしまう」みたいな自分の中の動きも「パーツ」の働きと捉えることができる。
そのパーツにどんな感情や意図、ニーズがあるのか、そこにどんな歴史や経験があるのかをセルフ(魂の質)から聴いていく、共感していく。
話を聴く際に、パーツから距離を取るところが、この手法のひとつの鍵。

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IFS パーツワークと自己共感

IFS (Internal Family System) というセラピーの手法からいろいろなことを学んでいる。
以前からチラホラと情報は入ってきていた。2017年に参加していたLeardership Program の中でも一回クラスで取り上げられていた。
その時は、気になりつつもあまりピンと来ていなかった。
感覚的には「なんか表面的なマインド(思考)の世界でアレコレやってるだけじゃないの?」というぐらいの印象だった。

数ヶ月前に、なんとなく見たIFSの創設者リチャード・シュワルツ氏の動画(English)がシンプルだけどもパワフルだった。

7分程度のワークがあって、その中で自分の中のパーツの声をガイド付きで聴いていくのだけども、「おお!なんだこれ?何かがシフトしたぞ」という感じがあった(プロセスの内容は忘れたけど)。
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