お茶の自給

春になると、植物が芽吹き出す。
その柔らかな新芽や葉っぱを活用してお茶を仕込む。

先日、赤村にて大先輩からお茶摘みと製茶を一通り習った。
お茶は毎度よく飲むので手づくりしてみたいなぁ、と思っていた。
ある山の中に茶の樹があることを発見していたので、茶摘みと製茶を自分でやってみた。

「一芯二葉」という言葉があるのだが、お茶を摘む時に芯1つと葉2つまで摘むということ。その辺は柔らかくてお茶に向いている。
ザックに一杯取ろうと思って意気込み充分でスタートするも、全然たまらない。
1時間半ぐらいトリの声を聞きながら作業。ザック5分の1ぐらいは収穫できたのでよしとした。
昔、インドの茶園でひたすら茶摘みをする人達と少し交流したことがあったが、自分でやってみると、彼らがいかに手際が良いかが分かる。彼らは1日中ぶっ通しで茶摘みをしてるのだよなぁ。
そのお茶が買い叩かれるケースが多い世界の現実。安い紅茶に手を出したくないなぁ、と改めてそんなことを思いながら、家に帰って製茶。

製茶は「釜煎り茶」という方法。中国式らしい。
フライパンに茶葉を入れ、水を足して蒸し煮状態にする。

seicha

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