エコミュカルネットワークとゴミ処理リーフレット

今、僕が住んでいるのは「田川郡赤村」
この田川市郡のメンバーが集って立ち上がった「エコミュカルネットワーク」
僕も会議の進行や企画などでかなり学ばせてもらっている。
老若男女、いろいろな個性のメンバーが集まっていて、会議は毎回笑いが絶えない。
すごく素敵なネットワークだ。

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このエコミュカル、まだスタートして1年程度なのだが物事を動かしていく力がすごい。
「ゴミ処理」に関するすごく分かり易い冊子(リーフレット)が出来上がった。
僕も製作に一部関わったが、メンバーがそれぞれ持っている才能や資源を持ち寄って形になっていくプロセスは感動的だった。

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「1つですむのに3つもいらんよ! ゴミ処理問題は田川の将来を左右する?!」
(↑PDFファイルにリンクされています)

まずは知ることからスタート。
田川地域にゴミ処理場(焼却前提の焼却場)を3つ新設するという話が進んでいる。
これからの人口減少や財政状況を考えると、かなりの非効率&無駄なこと。
現状を的確に理解した上で、「ではどうするのか?」という提案まで盛り込んだ冊子。
ゴミ処理施設をどういったパタンで作ると、どれだけのコストが掛かるかの試算も含まれている。

田川市郡以外の方も、ぜひ読んでみて欲しい。

最近の僕の関心は「社会が変わる」とはどういうことか?
学生時代にさんざん理論研究をしてきた社会運動論/社会変動論が目の前で現実に展開していく。
昔は現実よりも理論だったが、今はすっかり理論よりも現実になっている。
理論を学んだからこそ、それが思想になっていて、ブレずに活動していけているとも感じる。

会議の中では「私たちのやっていることは、民主主義を民主化するってことなんよ。」
「この活動は文化運動やけんね」といったコメントも出てくる。
なかなか得難い機会の中で実践的に学び気付きを得られるのがとても嬉しい。

「まだ一年、トコトンいこうぜエコミュカル」