2014 から 2015 へ

年末は田川市魚町にて仲間が主催する「年末のミニ食にん市」にフル参加。
僕はコーヒーブースを出しながら、「聴き舎=100人コーチング」の看板も出してみた。結果として、1名の方が立ち話的にセッションを作ってくれた。立ち話の中でも深い所まで対話が成り立ち、方向性が見えたようで良かった。

市としては、主催者の存在感が素敵だった。
来る人みんなを包み込む平和なモードとムード。
ブツブツ交換や優しさで回るマカナイランチなどなど。
場自体が平和を体現していた。

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そして、そこに集うユニークな面々。
アフリカの雑貨や美味しいチョコレートを販売するブースやウッドガスストーブをWS形式で作成するブース
引っ越し予定があるので質の良いものをフリマで大放出するブースなどなど。

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30日は思い付きで言い出した餅つき企画もありました。
中心的に動いたのは「エコミュカル ネットワーク」というチーム。
自分達の住む地域は自分達で良くしよう、そんな想いで田川地域(広域)のメンバーが集まっている。
30キロ10臼分の計算でやったけれども、結局14臼ぐらい搗いたんじゃないかな。
準備しながら「これは祭りだなぁ」と感じていた。
世代を越えたメンバーが集まり、ワイワイガヤガヤ、本当に愉しみながら質の高い食べ物を作る。みんななんだか愉しそうでウキウキしている感じが伝わってくる。

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餅つきという祭りの中で、モチの切り方&丸め方、間の手の入れ方、餅つきのコツなどが伝授されていく。
ちょっとしたコツなのだが、実際にやってみると「なるほど!」と体感できる面白さ。やはり、愉しさをベースにした文化が残っていくよなぁ、と思う。

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そして、「みんながいるから出来る」ということも深く感じる。
このエコミュカルのつながりは下地はあったけど、ここ1年で一気に育った。
「ほ〜、一年でここまで親密圏が深まるんだなぁ」と感慨深い。

発端は田川地域に3つ乱立予定のゴミ焼却場をどうにかしたい、という想い。
僕は「何かお役に立てるなら」という感じで参加したのが始まりだった。
このつながりの中で、実践的にファシリテーションを学ばせてもらっている。
そして、社会をより良くするということも。
2014年の出会いや経験に感謝しつつ、
2015年がどんな展開になるのか、今から愉しみだ。