断食で年越し

かれこれ7年ぐらいの年越し企画。
2日半の断食。お茶と塩は摂るのだけれども、今回は塩をほとんど摂らなかった。
身体が必要としている感じが全くなかった。
断食していると、「塩を摂った方が良いんじゃないか」と余計な思考が働くことがある。今回は不思議とそういった思考がなく、指にひとなめだけで済んだ。
そのせいなのか、身体は軽く、意外と楽に2日半を過ごせた。
といっても、眠っている時間が多かったけど。
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断食していると、PCなども触りたくなくなるし、食べないので時間があるから読書が進む。
今回はエックハsatoriルト・トール『さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる』(徳間書店)という本を集中して読んでいた。
以前、人から借りて読んだことがあったのだが、改めて熟読すると新鮮かつ「なるほど!」と思える箇所がたくさんあった。

「大いなる存在・インナーボディとつながる」「エゴと思考とペインボディ」「いまに在る」「抵抗せずに、すでにそうであるものを認める」などなど、ふむふむ、と思いながらアレコレ思いを巡らす。
自分の中で掴みかけていること、全然出来ていないこと、感覚的に分かることなどなど。
余計なものが入らない状態でシャープな意識で読めたのも良かった。
このいわゆるスピリチュアルな領域をしっかり把握し、自分の中でも落とし込み、スローライフコーチングや日々の暮らしにも反映させていきたい。
これは、ひとつの僕の中での方向性だと改めて確認。

本メッセージは「今ここ」に意識を向けるということだったが、
「あとどのぐらいで断食明けだ」と未来に意識がありつつの時間。

待ちに待った断食明けのフロフキ大根は思った程ノドを通らず。
毎年の営みだがその時で感じ方や反応が異なるのも面白い。
この感覚のシャープさは維持したいなぁ、と思いつつ。
嗅覚は非常に鋭くなっている。
おかげで必要なこと、自分がすべきことを嗅ぎ分けることが出来そうだ。
2015年も良い形でスタートし始めた。
今年もよろしくお願いします。