田んぼ仕事

今日から田んぼ仕事が本格化

「百姓は米を作らず、田を作る」という言葉があります。

田んぼと言うシステムを大地に働きかけて整えることで、米が育つ土台ができるのです。
なんて、エラそうなことを言いつつ、僕が扱っている田んぼは集落の先人達が苦労して築き上げてきたもの。
今年も、ありがたく整えて、使わせて頂きます。

まずは、機械を動かします。
頼むよ〜、と毎年祈るような気持ちで始動させる耕耘機。
なかなかスムーズにエンジンがかからず、手こずる。
BDFの質が悪いのか、燃料が上手くエンジンに入っていかない模様。
アレコレ調整して、かかった!
思わずガッツポーズ。
と思ったら、すぐ止まる。。。
そんなことを数回繰り返す。
エンジンが暖まったからか、途中から快調に動き出し、田んぼ2枚の荒起こしをこなしてくれました。相変わらずすごいパワーです。

「昔はこれを牛でやってたんだな〜」
「機械に振り回されるのが嫌になったら、不耕起栽培かな〜」なんてことを考えつつ。
BDFで動かすので、排ガスも全然臭くなく、作業も心地良い。
しかし、水が少ないな〜。雨降ってちょうだい!

2枚の荒起こしを終えてからは、畦の補修。
毎年、畦が下がってくるのは何でだろ?
土嚢を積んで、畦を高くします。
土を詰めるのでめちゃめちゃ重い。

けれども、この方法が一番良いみたい。
本来なら、こういう仕事は乾燥している冬場にやるもんなんだけどね。。。

雨が降る前に作業をせねば、土が水を吸ったら土嚢の重さが倍増するからねぇ。
明日は朝から動き出すかな。
こういう作業は筋トレ&心地よい運動です。

苗も順調に成育中。

 

左:みのる式ポット苗/右:直播き苗代

もう、分株し始めてる子も居ますね。。。
田植えはまだもうちょっと先なので、ガッチリたくましい苗に育ってくれるでしょう。