田んぼの環境が整う

雨が少なく、水が田んぼに入らない。
こういう時の結論は、雨を待つ。

去年も似たような状況だったので、経験則から不安は全くなかった。
そして、雨が降り、田んぼの環境整備をどんどん進めていった。

田んぼの作業で使うのは、耕耘機。
もう40年近く前のものだと思う。
構造はシンプルで、かなり良く働いてくれる。
使うのはこの時期だけなのだが。。。

田んぼに水を引き入れながら、
耕耘機を動かし、水と土を混ぜる。そして、泥にしていく。

はじめはこんな状態

水がある程度当たったら、それをトンボで引っ掻き回して泥を作ります。
泥になってくれると、水保ちが良くなり、田んぼを抜けていく水が減るわけです。

これがけっこうな運動量。良い筋トレです。

トンボで練った後の田んぼの上を水がスルスルと走り移動します。
この風景を見るのは、何とも楽しい。田んぼが整い始める瞬間。
心躍ります。

そして、それを全面において繰り返すと、水が全体的に張ってくるわけです。
そして、水を蓄えた田んぼというシステムが立ち上がります。

心の中で、拍手喝采という状態です。
田んぼが田んぼになると、それはもう嬉しいわけなのです。

あ、並行して畦塗りという作業もしますよ。
田んぼが整ったら、いよいよ田植えです。