2つの視点 MAN / Chaplin

2つの動画に見る人間性
最近、見る機会があった動画2つについて。

ひとつは“MAN” by Steve Cutts

3分半ぐらいで、今、人間がしでかしていることを上手く表現している。
見ていて、ちょっと悲しく、胸くそ悪くなった。
「でも、これが現実だよなぁ」という気持ちもあった。

自然と切り離されて、自分が正しいと思い上がり、傍若無人に振る舞う人類。
なんで、こうなってしまっているのだろう?
多分、自分にもそのエッセンスの一部は内在している。

もうひとつの動画は 「チャップリンの史上ベストスピーチ」

このスピーチは、高校生の英語の授業で暗記した覚えがある。
何となく、自分の中にも残っているモノだ。
改めて見ると、すごく勇気づけられる。
人類の可能性を語ってくれている。

どちらが本質か、ということではない。
どちらも、可能性だと思う。
どちらの可能性を選ぶのか?
ひとりひとりの選択。
そして、一人ひとりの選択が潜在意識も通過して人類の選択になると思う。

ひとつの同じ現象を経験したり、知覚しても、ひとりは希望を見て、ひとりは絶望を見る。
それは、ひとそれぞれ。

けれども、田んぼで仕事をしながら、空を見ながら、美味しい水を飲みながら思う。
自然の調和を感じられる環境に身を置いたら、
どちらが本質的か、自然の理に沿っているか、肌感覚で自ずから分かる。